厦門市概要

アモイの概況

厦門市(あもいし)は、中華人民共和国福建省南部に位置する地級市。中華人民共和国の経済特区の1つであり、副省級市に指定されている。
中国語の発音は「Xiàmén (シャーメン)」だが、日本はじめ一部の国では、閩南語読みのアモイ (Amoy) の名称で広く知られている。

福建華僑のふるさとの街としても知られ、19世紀から世界各地の華僑の増加に伴い、「アモイ (Amoy)」の名で国際的に知られた。
福建省南部の九竜江河口付近に位置し、市内には厦門島や鼓浪嶼(コロンス島)などの島嶼部が含まれる。

アモイの気候

アモイは亜熱帯気候に属しているため、温暖多雨、年間平均気温は21℃前後、冬場にも暖かい、夏に厳しい暑さがない。

鼓浪嶋(コロンス島)

鼓浪嶼は、中華人民共和国の福建省厦門市にある島。現地で話される閩南語の発音に基づいてコロンス島とも呼ばれる。かつて万国共同租界が置かれており、他国の影響も受けつつ独自の建築文化を発達させたことが評価され、2017年に世界遺産リストに登録された。鼓浪嶼が島であることは観光客にもよく知られているが、その鼓浪嶼に渡る船が出ている市中心も厦門島という島である。